事件

渡辺さつきの裁判・判決は?静岡県沼津市の原付バイク事故


今注目を浴びている刑事裁判の1つが、2019年に起きた渡辺さつき被告の事故(事件)です。

静岡県沼津市で起きた車と原付バイクの事故。

原付きを運転されていた方は亡くなったのですが、渡辺さつき被告は初公判では無罪を主張…

しかし2回目の裁判では(新証拠が提出され)一転して自分の過失を認めます。

このページでは渡辺さつき被告の事件の内容と、判決が出るまでを追って情報をまとめていきたいと思います!

遺族の方も1年以上に渡って目撃者集め、署名集めに頑張った事件です、、、全国の方にぜひとも注目してほしい内容となっています。

★最新情報

2020年11月30日の公判では、証人として渡辺さつき被告の夫が出廷。
なんと裁判官が2分間も被告の夫に説教する場面(法廷で一方的な謝罪を遺族にしたため)もありました。
次回公判は2021年1月21日で、遂に被告人質問が行われます。


裁判で一転して事実を認めた渡辺さつき被告に注目集まる

この事件(交通事故)は、私も裁判ニュースではじめて知りました。

というのも、初公判まで渡辺さつき被告は被疑事実を否認し、新証拠が出た2回目の公判で事実を認めたという意外なケース。

つまり、当初は被害者を車で過失によりひいたことは認めていなかったというわけ。

ニュースでも、(当時の故事より)むしろ裁判が大々的に報じられたくらいです。

これは日本の刑事裁判ではけっこう異例の展開ですよね。

沼津市の女性の被告(48)は去年1月、車を運転中三島市萩の交差点で信号が赤だったにもかかわらず交差点に進入し、原付バイクと衝突して、運転していた三島市の会社員の男性を死亡させた過失運転致死の罪に問われています。
5月に開かれた初公判から5ヵ月間、被告は「青信号を確認して交差点に進入し男性にはぶつかる直前に気が付いた」などとして法廷で無罪を主張していましたが、きょうの公判で、これまでの供述を一転させ「私はずっと青信号を見たと思っていたが、カーナビの解析から赤信号だったことが分かった」と語りました。
新証拠をうけて被告は初めて起訴内容を認めました。
※引用:静岡朝日テレビ

おそらくもう逃げ切れないと思ったのでしょうか…

それとも、証拠が出てきて「ふと」記憶が蘇り、思い出したのでしょうか。

ん~どっちも同じようなものですかね。

この事件の概要をおさらい

そもそもこの事件は、被害者である原付き男性に過失があった!と警察でも処理されていたのです。

それをおかしいと感じた遺族の方がツイッターなどで発信し、目撃情報を集めました。

その行動が警察を動かし、渡辺さつき容疑者を過失運転致死の疑いで逮捕・起訴。

しかしながら、渡辺さつき被告は「信号無視はしていない。故に無罪である」という主張を続けます。

※周辺の防犯カメラから、赤信号で交差点に進入した渡辺被告が被害者に衝突したことがわかったそうです。それでも渡辺さつき被告は無罪を主張していたとのこと。

三島市の市道交差点で乗用車とミニバイクが衝突した死亡事故で、三島署は三十一日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、乗用車を運転していた沼津市大岡、会社員渡辺さつき容疑者(46)を逮捕した。署は認否を明らかにしていない。逮捕容疑では、一月二十二日午後六時ごろ、三島市萩の市道交差点を乗用車で直進した際、右から来た三島市徳倉、会社員中沢勝美さん(50)のミニバイクに衝突、仲沢さんを死亡させたとされる。署によると、渡辺容疑者は当初「青信号だった」と供述していたが、その後の調べで赤信号だったことが分かり、逮捕した。

要は、原付きは青信号を確認して右折した。

でも反対車線を走っていた渡辺さつき被告は信号無視で直進し、被害者をに衝突!ということです。

ここが「死人に口なし」状態となり、渡辺被告が「原付きの前方不注意」という証言をしていたことになります。

本当に恐ろしいですよね…。

尚、この事件をノンフィクション作家・ジャーナリストの柳原三佳さんが記事にしており、非常に参考になるのでぜひ目を通していただきたいな!と思います。

参考:事故死した父の走行ルートが違う! 誤った捜査と報道を覆した家族の執念

そして初公判での被告の無罪主張についてもネットニュースで報じされていたので、引用紹介させてもらいますね。

信号を無視した運転で男性を死なせたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われている、沼津市大岡、会社員渡辺さつき被告(48)の初公判が二十八日、静岡地裁沼津支部で開かれた。渡辺被告は「青信号を確認して交差点に入った」と否認し、弁護側も無罪を主張した。
※引用:東京新聞webより(2020年5月29日)

被害者遺族の方のブログの情報より

今回、こちらの記事で情報をまとめるにあたり、被害者遺族の方のブログの存在を知りました。

事故(いや、事件)発生時より、今に続くまでアメブロでいろんな情報発信をされております。

そのブログを読ませていただく中で、過去に署名を集めていた際に使っていた[change.org]というサイトがあったんですね。

そこにはこんなことが書かれており、私も本当にびっくりしています。

逮捕されてから約半月後、事故があった同時刻に私達が事故現場へ花を供えに行くと加害者を含めた5人ほどが花を供えてある電柱前にビラのようなものを持って立って居ました。
私たちに気づくと事故現場を携帯電話で撮影し始め、横を何度すれ違っても謝罪は無く、加害者たちの乗ってきた車に近づくとハイライトで照らされ、猛スピードで逃げるように、しかも片手に携帯電話を持って通話をしながら去って行く加害者達を見て強い憤りを感じました。
父は青信号を直進していて事故にあい、目撃者や証拠が見つからなければ、"加害者が青信号を直進していたところに父が急な右折をしたことで起きた事故"で処理され、被害者が被害者になれずに加害者とされていたのです。それなのにただの過失致死としてしか扱われません。(過失致死は起訴されて刑事裁判になってもほとんどが執行猶予付き判決になります)しかも加害者は事故直後、救急車を自分で呼んでいません。
※引用:change.org のご遺族のページより

救急車すら自分で呼んでいないという、、、

これが本当であれば、渡辺さつき被告は(運転免許を持ったいち人間として)信じられない人物という他にありません。

ご存知だと思いますが、救護、救急車の要請は運転手の義務ですから…。

渡辺さつき被告の判決は!?一発実刑もあり得るか

2020年10月時点では、まだ求刑も行われていません。

次回の第3回公判では被告人質問の予定。

その後に論告求刑があり、5回目の裁判くらいには判決が出るものと思われます。

今回渡辺さつき被告が起訴された罪名は「過失運転致死罪」

罰則・量刑としては「7年以下の懲役・禁固又は100万円以下の罰金刑」となっています。

求刑にもよりますが、被告人はずっと無罪を主張していましたし、執行猶予がつく判決はないのではないかと予想しますがどうでしょうか。

ただし、「過失運転致死罪」でも初犯で被害者が1名の場合は、多くは執行猶予がつくそうです。

あとは過失の割合を見て懲役になる可能性もあるそうです。

最初からすべてを正直に話し、遺族とも話し合いが進んでいれば執行猶予は間違いなかったでしょう。

ただ今回の渡辺さつき被告の場合、一発実刑な気がしなくもないですね…遺族の処罰感情も半端ではないはずです。

裁判所には厳罰嘆願書10,740人分が提出済み

今回の事件、遺族の方が事件当初から非常に精力的に動いておられます。

亡くなったお父さんの無念を晴らすため、1年以上もこういった活動に没頭されてきたようです。

そして厳罰嘆願書を集め、集まった数はなんと10,740人分。

起訴前にこれだけの署名が検察庁に提出されているわけです。

※起訴後には裁判所でも確認済みかと思います。

さつき被告はもともと無罪主張です。これは裁判における被告人の権利ですから、ある意味正しい。

ですが罪を認めた以上有罪は間違いないでしょうし、この厳罰嘆願書の効果で過去の判例以上の厳罰になるべき事案ではないかと思います。

この事件では渡辺さつき被告への非難の感情がすごいです…

渡辺さつき被告の逮捕から裁判での状況を見る限り、このように批判的な感情になるのはごく自然なことだと思います。

今後の被告人質問などにおいて、
・渡辺さつき被告が嘘をついていたのか?
・それとも本当に被害者である原付き側の過失と思い込んでいたのか?
などが明らかになっていくことでしょう。

普通に考えた場合、これは「渡辺さつき被告が嘘をついていた」と捉えるのが自然ですね(^_^;)

ですが、被告の「思い込み」だった可能性もないわけではないのです。

実際、罪を認めた2回目の公判においての被告の証言はこれですからね…

「私はずっと青信号を見たと思っていたが、カーナビの解析から赤信号だったことが分かった」

つまり、私は今まで嘘をついていたわけではありませんよ!という意味も含ませていますよね。

でもこれが彼女の中の真実ならどうしようもないことです。

また昨今は危険運転致死傷罪が制定されるなど、こういった危ない事故に対しての厳罰化の動きが見られます。

あくまでも過去の判例を踏襲した執行猶予付き判決になるのか、

それとも悪質さや遺族の処罰感情まで考えた実刑判決になるのか、

いち日本国民として、裁判の過程含め、判決までしっかりチェックしていかなければなりません。


異例の展開!?被告の夫も説教を受ける事態に!

2020年11月30日の裁判で、渡辺さつき被告の夫が証人として公判に出廷をしました。

当初の検察の取り調べて「信号は赤だった」と妻が認めながらも、やはり納得できずに否認に転じたことを証言。

「防犯カメラの映像が鮮明ではなく、私も妻も納得できなかった」だそうです。

そして弁護人が止めたにも関わらず、遺族にその場で謝罪。

これには裁判長もさすがに怒ったのか、2分間も説教をする異例の事態となりました。

こうした行動について、菱田泰信裁判長が「自己満足で謝罪するではなく、自分の態度を遺族がどう見るか。そういう意味で、きょうのあなたの態度は違うのではないかと感じる部分があった」などと、およそ2分間、証人に対し説教する異例の展開となりました。
※引用:静岡朝日テレビより

普通、被告人に対して説諭を行うことはありますよ。

ですが被告人の関係者に対してこのような説教というのは聞いたことがありません。

夫は刑事罰の対象になっているわけでは当然ありませんが、これは「人間として」の説教ということですよね…。

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